【結論】放置していても問題ありません。
麦茶などで前歯によくつく
茶色い着色。
見た目に目立ちますし
保護者の方は
お子さんの前歯を見るたびに
とても気になりますよね。
歯についているお茶の色素は
放置していても問題ありません。
なぜなら
色素がついてるところに
むし歯菌は住みついてはいないからです。
「歯垢(しこう)」はむし歯菌の棲み家ですので
むし歯の原因になるものですが
「お茶の色素」は
ただ色が歯にこびりついただけの状態です。
台所で例えると
・歯垢→排水口のぬめり
(そこに菌が繁殖している)
・色素→コップの内側につく茶渋
(そこに菌の繁殖はない)
になります。
排水口のぬめりを放置していると
ぬめりがさらに広がったり
臭いがしてきたりしますが
茶渋がついたコップを放置していても
見た目が汚いだけで
細菌が繁殖したりはしないですよね。
歯も同じで
茶渋の場所からむし歯になることはないんです。
私の娘も前歯に着色がよくつきますが
歯医者さんで磨けない間は
放置のままよく過ごしています。
(見た目が気になりますが 笑)
歯についた色素は
おうちの歯ブラシでは
落とすことはできません。
歯医者さんで
専用の機械でクリーニングをかけないと
落とせません。
クリーニング自体はとても簡単で
1分もあればすぐに
色素を落とすことができます。
すること自体は簡単なのですが
✔︎診療イスに1人で座る
✔︎口を開けられる
この2つをクリアしないといけません。
3歳を過ぎると
コミュニケーション力や創造力の
発達とともに
この2つがクリアできるようになり
クリーニングを怖がらずに
受けられるようになることが多いです。
まだ歯医者さんで
クリーニングを受けれない時期に
1つだけ注意していただきたいのが
茶渋がついてるところを
歯みがき粉をつけた歯ブラシで
ゴシゴシこすらないようにすることです。
なぜなら
逆に歯の表面が傷ついて
茶渋がよりつきやすくなってしまうからです。
色素がついているところも
いつもどおりの歯みがきをなさっていれば
問題ありません^^
見た目は気になりますが
3歳ごろから
歯医者さんで診療イスに1人で寝転がって
クリーニングを受けれるように
なってきますからね!





