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歯みがきをするタイミングは、

理想的には毎食後です。

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朝・昼・夜の1日３回です。

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なぜなら、

ご飯を食べて歯にくっついた食べカスが

虫歯の原因になるからです。

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とはいうものの、

子どものご飯を作って、食べさせて、片付けて、

これだけでもママにとっては相当疲れることですよね。

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そこに、

毎食後歯みがきも必須となると、

負担が大きすぎますよね。

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実は、

「朝」「昼」「夜」の歯みがきのうち、

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子どもの歯を1番むし歯になりにくくする

歯みがきタイムがあります。

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それが、

「夜」寝る前の歯みがきです。

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なぜなら、

むし歯菌は、夜寝てる間に最も活発になる

いわば夜行性のようなバイ菌だからです。

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もう少し詳しくお話します。

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虫歯菌は、ほぼ全ての人の歯に住んでいます。

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常にお腹を空かせている虫歯菌は、

ご主人様が食事をし、歯に食べ物がくっつくと

自分もそれをムシャムシャ食べはじめます。

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餌を食べ、パワー全開になった虫歯菌は、

持ち前のドリルで歯を少しずつ削りはじめ、

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穴が開くまで歯を削り続けます。

すると、

痛くて辛い「虫歯」の状態になってしまうんです。

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しかし、

虫歯菌たちは、

1日中歯を削り続けているわけではありません。

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虫歯菌たちの天敵がお口の中にいるからです。

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それが「ツバ」です。

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ツバは私たちの歯をむし歯菌から守る、

「天然の消毒液」です。

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ツバが口の中を流れることで、

むし歯菌たちをドバッと洗い流してくれたり、

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また、

むし歯菌たちをヘロヘロに弱らせる働きもあります。

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むし歯を予防するために、

「ツバ」は私たちにとって、なくてはならないモノなんです。

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しかし、

そんな虫歯予防に大切なツバが、

1日の中でほとんど出なくなる時間帯があります。

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それが、

夜寝ている間です。

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日中起きている間、

口の中ではツバがたくさん出ていますが、

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夜寝ている間は、

ツバを作る工場もおやすみモードとなり、

ツバがほとんど出なくなります。

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すると、虫歯菌たちは

「やったー！敵がいなくなった！」と活発になり、

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歯についている食べカスをムシャムシャ食べはじめます。

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そしてドリルで歯を削る作業が始まります。

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​さらに、

次から次へと子供まで産み、

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寝てる間の虫歯菌の数は、

お昼のなんと30倍になってしまうんです！（予防歯科　ライオン調べ）

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お昼に100匹だったとしたら、

寝てる間は3000匹！！

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そんな、むし歯菌のお祭り騒ぎ状態になってしまうため、

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夜、

歯に食べカス（虫歯菌のエサ）をつけたまま寝てしまうと、

寝ている間にむし歯が一気に進行してしまうのです。

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最後にお話をまとめると、

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ツバがたくさん出る「朝」「昼」は、

歯みがきは簡単でも大丈夫です。

（できなくてもあまり気にしなくてOK）

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しかし、

ツバが出なくなる「夜」寝る前は、

丁寧に歯みがきをして、

歯の食べカスをキレイにお掃除しておきましょう。

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虫歯菌のエサを歯みがきで取っておくことで、

お子さんを虫歯から守ることができます♪