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歯周病菌が体の中をかけめぐる?!

更新日:2022年1月25日


みなさま、こんにち歯!

予防歯科の専門家、楠原佑佳です!


ここのところ

テレビのニュースをつけると

必ずコロナウィルスの話が

耳に入ってきますが。



今日は同じバイキンのお話!

でも種類は違います!

口の中にいる細菌

【歯周病菌】



実は、この歯周病菌の怖さを知らない人が

日本は本当に多い!!!


でも研究でいろいろなことが

明らかになってきているんです!


研究データに基づいた

正確な情報を

みなさまにわかりやすく

お伝えしていこうと思います!



みなさま

歯周病というと

どのようなイメージをお持ちでしょうか?



テレビなどでは

歯槽膿漏

という言葉の方が

よく出てくるかもしれませんね。


ぐっじゅぐじゅのトマトの真ん中に

歯が1本ブスッとささっていて

その歯がグラグラ揺れている映像を

みなさま1度は見たことがあるのではないでしょうか。



歯周病とは

「歯が植わっている顎の骨を溶かしてしまう病気」


その結果

歯の支えが少なくなって

歯はどんどん揺れ

最後にはポロッと抜けてしまいます。


その歯周病の立役者が

歯周病菌です!


つまり

歯周病菌は

花壇(顎の骨)を荒らして植物(歯)を引っこ抜く

という仕事を毎日しているワルなのです!

くーーっ、許すまじ!!!


この悪さ!

私の中では

ドラゴンボールに出てくる

フリーザのようなイメージです!



口の中だけでも

こんな極悪非道なことをするワルなのに


実は最近の研究で

【歯周病菌は血液に入って、全身をかけめぐる!!】

ということがわかってきました。

プールのスライダーに乗って流れるように

体の中を移動するのです!!


その結果

何が起こるのでしょうか。



このフリーザは

流れついた先で

さらに悪さをします!


そうすると

さまざまな体の病気になってしまったり

病気の状態を悪化させたりするのです!!!


★狭心症・心筋梗塞

★糖尿病

★動脈硬化

★がん

★肺炎

★骨粗しょう症

★認知症

★胎児の低体重・早産

★肥満(メタボリックシンドローム)



歯周病は

こんなにたくさんの病気の原因に

なると考えられているんです!!


特に

糖尿病と歯周病は

かなり濃い関係で

糖尿病になれば歯周病になりやすくなるし

歯周病になれば糖尿病になりやすくなる

と言われています。


あー、恐ろしい。。。


フリーザの不気味な笑い声が

聞こえてきそうですね。





でもこのフリーザ

実は発生させない方法があるんです!!


こんな恐怖に怯えなくてもいいんです!



その方法とは!!


【毎日の歯磨き】+【歯医者さんでの定期的クリーニング】


のダブルアタックです!



これをきちんと続けていれば、

絶対フリーザが発生することはありません!!!



まずは歯医者さんに行って

あなたにあった歯の磨き方を教えてもらう。

そして

3〜6ヶ月に一回は歯医者さんで

汚れを落としきってもらう。


それだけで

口の中のトラブルだけでなく

体のトラブルも防ぐことができるのです!!



みなさま、お仕事に、育児に、

本当にお忙しい毎日だと思います。

お疲れ様でございます。


「なかなか歯医者に行く時間がないよ。」


そうだと思います。


休みの日は、自分の好きなことに

時間を使いたいですよね。



ですが、このフリーザをもう1度

頭に思い浮かべてみてください!


彼に体をめちゃくちゃにされないために

彼の思い通りにさせないために


将来の自分の健康のために

ぜひ1度、手帳を見て

お時間取れる日を探してみてください!



今の努力が

必ず将来のあなたの幸せとして

返ってきます!!















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くすはらゆか

歯科医師/幼児心理アドバイザー

普段は歯科医師として、子どもから大人まで虫歯の治療をしています。出産後、育児の大変さを日々痛感し、この体験を機に子どもの虫歯予防団体「Lovetooth」を起業。子どもの虫歯予防のホントに大切な話や、時短で効果の高い歯のケア法などを発信しています。

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