top of page

​子どもの歯育てサポーター

楠原佑佳(くすはらゆか)

歯科医師/幼児心理アドバイザー

【略歴】

1985年生まれ、大阪府出身

​大阪大学歯学部歯学科卒

大阪大学歯学部付属病院にて研修

2011〜2016年 大阪の歯科医院に勤務

2016年5月 第1子娘を出産

2017年 大阪の歯科医院で復職

2019年7月 Lovetooth 設立

2020年 幼児心理アドバイザー認定取得​

プロフィール画像.JPG

【プロフィール】

1985年、大阪府生まれ、1児(5歳娘)の母。

26歳で大学卒業後、大阪の歯科医院に勤め、歯医者の道を踏み出しました。30歳の時に妊娠を機に歯科医院を退職、第1子娘を出産。

未知の子育て生活。最初は授乳すらうまくできず、全く母乳を飲めていない娘に対して申し訳ない気持ちで、泣きながら授乳をしていました。

自分のことは後回しで、子育てでヘトヘトになって終わっていく毎日。自分の歯磨きを丁寧にする時間など全くなく、気がつくと自分の奥歯に大きなむし歯ができていました。

娘が1歳になり、自分で歯ブラシを口に入れるようになり始めた頃。洗面所にいる娘をパッと見ると、私の歯ブラシを嬉しそうに口の中に入れていました。

「えっ、ウソでしょ…」

「私のむし歯菌、絶対うつったよね…」

歯医者としても、母親としても失格だと思いました。「この子は将来むし歯になること確定!!」と烙印を押されたようでした。

そんなショックの中、市の1歳6ヶ月検診へ。娘の歯の検査結果を見ると「虫歯にかなりなりやすい傾向、危険」と書かれていました(カリオスタット検査)。

娘の将来への不安が一気に押し寄せ、そんな歯にしてしまったのは私のせいだという罪悪感でいっぱいでした。でもこのことをキッカケに、「歯医者として娘をむし歯から絶対に守る!」という強い覚悟が生まれました。

決意したものの、現実は思い通りにいかない子どもとの虫歯予防の日々。「仕上げ磨きを嫌がる」「お菓子ばかり欲しがる」は日常茶飯事。イヤイヤ期が人3倍強かった娘に、どう接すればいいのかわからず、毎日悩んでいました。

「子どもの考えていることがわからない…」

「なんでそんなすぐ床にひっくり返って泣くんだ…」

「いい加減にして!」

娘の行動があまりに理解できず、それが毎日の大きなストレスでした。

 

娘が今何を考え、何を感じているのかを知るために、子どもの発達について必死に勉強をしました。50冊以上の本を読み、教育の専門家の話を聞いたり、​『幼児心理アドバイザー』資格も取得しました。

子どもの成長とともにいろんな壁にぶつかり、悩みながら、どうすれば子どもと楽しく虫歯予防に取り組めるか、実験と失敗を日々繰り返してきました。

あの歯ブラシ事件から3年、現在5歳の娘は、無事『むし歯0』の目標を達成できています(涙)

子どものために毎日頑張っているお母さんお父さんたちが、少しでも楽に子どもの虫歯予防ができるように。そして子どもの虫歯の不安や悩みがなくなるように。

 

そんな想いから2019年に『Lovetooth』を起業しました。お子さんをもつママ・パパに向けて、虫歯予防のための情報発信や個別相談、セミナーなどの活動を行っています。

また歯医者さんとして、お子さんのむし歯予防処置や治療も行っています。「子どもには子どもなりの理由がある」子どもと接するときに、私が大切にしている心構えです。

 

はじめは歯医者さんを怖がるお子さんがほとんどですが、そんなお子さんの気持ちを受けとめ、お子さんの年齢に合わせた伝わりやすい言葉や資料を使いながら、楽しく歯のことを伝えています。

お話する中で、子ども達は少しずつ心を開いてくれます。治療を頑張れた後、「できた!」という自信に満ち溢れたお子さんの表情を見るのが、私は大好きです。

 

わたしが娘の子育てに悩み辛かった時、子ども教育の専門家の方々がいつも私に寄り添ってくれました。私の悩みを全て受け止め、的確なアドバイスをくださいました。だからこそ前を向いて歩くことができました。

 

子育てを通じてわかったこと。それは、子育てはたくさんの人たちに助けてもらって初めてできることなのだと。私は歯の専門家として、お子さんの歯の悩みをお母さんお父さんと分かち合い、一緒に考えながら歯を守っていく身近なサポーターでありたいと思っています。

子どもへの悩みって尽きませんよね。

でも歯に関する悩みは、くすはらゆかにどうぞお任せください。

 

Lovetoothに出逢ってくださったお母さんお父さんが、子どもの歯の悩みから解放され、健康な歯で幸せな毎日を過ごしてくださることが、私の何よりもの喜びです。

bottom of page