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歯の黄ばみを予防するには?

更新日:2022年1月25日


こんにちは。

予防歯科の専門家、楠原佑佳です。



「歯の黄ばみが着かないように、普段自分でできることはありますか?」



はい、実はたくさんあります。


しかし

その方法をぱっと答えられる人は

少ないのではないでしょうか?



今回は

今日から簡単にできる

歯の黄ばみ(着色汚れ)の予防法について解説していきます。



歯の黄ばみをつきにくくする方法は

5つあります。

それぞれ詳しくみていきましょう。



 ①着色汚れの原因になる食べ物、飲み物の頻度を少なくする。

   

   着色汚れの原因になる食べ物は【ポリフェノール類】を含んでいるもの。

   代表的なものがこちら。


   ・カレー

   ・チョコレート

   プルーン

   ブルーベリー

   紅茶

   日本茶

   コーヒー

   赤ワイン、ぶどうジュース  

 

   これらの食品をよく食べたり飲んだりする人は

   歯に黄ばみがつきやすいです。


   赤文字の食品が大好きで、普段よく飲んだり食べたりする、

   そのせいで

   歯がすぐ黄ばんで悩んでいる人。


   そんな方は

   これらの食品を摂る頻度を減らしてみると

   歯に着色汚れがつきにくくなります。


 ②ストローで飲む

   

   コーヒー、紅茶、お茶、赤ワインなど

   歯に着色汚れがつきやすい飲み物を飲む時、

   飲み方を変えるだけでも 

   着色汚れを予防することができます。


   その飲み方とは

   ストローで飲むこと。

   

   なぜなら

   ストローを飲み物が通ることで

   前歯の見える面のところに飲み物が広がりにくいからです。


   飲み物が歯の表面に触れなければ着色汚れもつきません。


   ですので

   上記の飲み物が大好きな人は

   飲み方をストローに変えてもらうだけでも

   歯の黄ばみの予防法につながります。

   

   赤ワインは見た目的に難しいですが。笑



 ③タバコを控える

   

   タバコの中のニコチンやタールといった成分も

   歯のヤニ(着色汚れ)の原因になります。


   着色の中ではとても頑固で落ちにくいものです。


   ですので

   タバコは控えると着色汚れの予防になります。

    

   そして

   着色の予防だけではなく

   生活習慣病や、歯周病予防、口臭予防など

   さまざまな予防につながり、

   体にとってはいいことだらけです。



 ④着色を落とす歯磨き粉を毎日使う


   歯磨き粉には

   それぞれ得意分野が決まっていることを

   ご存知でしょうか?


   むし歯予防が得意、

   歯周病予防が得意、

   といった感じで。

   

   その中で

   【歯の着色汚れを取るのが得意】

   な歯磨き粉があります。


   説明には

   「ステインを除去する」という表現がよく使われています。


   この

   着色汚れを取る歯磨き粉を毎日使うと

   日々の着色をその日のうちに取り除くことができ

   歯の黄ばみの予防になります。


   しかし一つ注意して欲しいことがあります。


   それはしっかり歯磨き粉の種類を選ぶこと。


   なぜなら

   歯磨き粉の種類によっては

   磨くことで歯の表面を傷つけてしまうからです。

   

   着色汚れを取る役割の成分で

   よく使われるのは【研磨剤】です。


   この研磨剤の種類によっては

   粒子がとても荒いものがあり

   使うことで歯の表面をガリガリ

   傷つけてしまうものがあります。


   そうなると

   傷ついたところに色素が入り込みやすくなり

   前よりも歯に着色汚れがつきやすくなってしまうんです。



   ですので

   歯磨き粉を選ぶときは

   この研磨剤の種類に注意が必要です。


   といっても

   「いい歯磨き粉と悪い歯磨き粉、自分で見分けられないよー」

   

   と思っている方がほとんどではないでしょうか。

   


   そんな方へ

   歯を傷つけずに

   しっかり日々の着色汚れを落とす

   とてもおすすめの歯磨き粉がありますので

   興味がある方は

   こちらのブログも合わせてお読みください。


e)電動歯ブラシを使う


  電動歯ブラシも目的に合わせて

  いろいろな商品が出ています。

  

  着色汚れを落とす効果の高い

  電動歯ブラシを使うと

  歯の黄ばみの予防につながります。


  普通の歯ブラシと違う点は

  ・歯に当ててるだけで着色を落としてくれる

  ・ブラシが着色汚れ専用のものなので、色を落としやすい

  ・いろんな機能があり、歯磨きに自信がない人でも上手に磨ける


  つまり

  電動歯ブラシを使うことで

  効率よく、上手に、

  着色汚れを落とすことができます。




以上

普段の生活でできる着色汚れの予防法でした。


あと加えて

忘れてはいけないのは

歯科医院での定期的な歯の掃除に行くことです。



歯科医院の歯の掃除は

普段の歯磨きでは落ちない

歯の表面についた細かい汚れも

きれいに落としてくれるので


ツルツルの歯になり

着色汚れもつきにくくなります。



ですので

【日々自分でできる予防法】と【歯科医院での定期的な歯の掃除】の

ダブルのケアが

歯の黄ばみが着かないようにする1番の予防法なのです。   


   

   

   


   




   

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くすはらゆか

歯科医師/幼児心理アドバイザー

普段は歯科医師として、子どもから大人まで虫歯の治療をしています。出産後、育児の大変さを日々痛感し、この体験を機に子どもの虫歯予防団体「Lovetooth」を起業。子どもの虫歯予防のホントに大切な話や、時短で効果の高い歯のケア法などを発信しています。

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