子どものポカンと開いた口を
閉じさせたい…
でもどうすれば
口が閉じるようになるのかって
よくわからないですよね。
普段子どもの口を閉じさせたいと
困っているお母さん、お父さんへ
今回は
「お口ポカンの治し方」についてご紹介します。
今とっても増えている
「口の筋肉が弱い」ことが原因で起こる
口ポカンの治し方です。
お子さんのお口ポカンの原因がよくわからない方は
こちらの過去記事をぜひご覧ください↓↓
【目次】
口ポカンの治し方
1.口を使う遊びをする
2.噛みごたえのあるものをとる
3.ブクブクうがい
4.歯医者さんで受ける筋トレ治療
1.口を使う遊びをする
6歳ごろまでは
遊びを工夫することで口ポカンを改善することができます。
工夫するとは
具体的にいうと
「口の筋肉がつくような遊びをする」
ということ。
口を閉じる時に使う
唇の筋肉や舌の筋肉の力が弱いと
口を閉じ続けることができず
お口がポカンと開いてしまいます。
遊びの中で唇や舌の筋肉を鍛えることで
普段口を閉じれるようにしていきます。
口ポカンを治すためには
口まわりの筋肉をつけることが大切ですが
毎日子どもに筋トレをさせようとしても
続かないことがほとんどです。
「筋トレをさせる」ではなく
「実は筋トレになっている“遊び”を取り入れる」方が
子どもも喜んで自分からやってくれますし
何より親御さんがとってもラクです!
楽しい筋トレ遊びについては
YouTube動画でくわしくお話ししていますので
ぜひ参考になさって見てください↓↓
2.かみごたえのある食べ物をとる
かみごたえのある食べ物を食べると
口の筋肉が鍛えられます。
よく噛んで飲み込むことは
口のまわりの筋肉をたくさん使うからです。
とはいえ
かみごたえのある食べ物をたくさん
食事の中に入れるなんて
大変だし難しいですよね。
子どもは大人に比べると好き嫌いも多いし
何よりご飯を作る親が疲れてしまいます。
ということで
親の負担が極力少なく
子どもも食べやすい
かみごたえのある食べ物の取り入れ方を
まとめました。
✔カレーやハンバーグに根菜を混ぜる(レンコン、ゴボウ、ブロッコリーの芯など)
✔︎リンゴ、スルメ、みりん干し
✔︎茹でたとうもろこしをかじらせる
✔︎手巻き寿司
根菜やリンゴ、スルメ、みりん干しは硬さがあり
よく噛むことで口の筋肉が鍛えられます。
また、前歯でかじりとる食べ方も
口の筋力がアップします。
茹でたとうもろこしをそのままかじらせたり
手巻き寿司にして海苔を前歯で噛みちぎると
口の筋肉が鍛えられ
口ポカンを治すのに効果的です。
3.ブクブクうがい
うがいも口の筋肉を鍛えるには
とてもいい運動になります。
うがいの中でも
「ガラガラうがい」ではなく、
「ブクブクうがい」が
口ポカンを治すのに効果的です。
なぜなら
口に水をためてブクブク動かすと
口の筋肉をたくさん使うからです。
このブクブクうがいは
口ポカンを治すだけでなく、
コロナウィルスの予防にも効果的だと言われています。
舌の上には新型コロナウィルスが体の中に入り込む
入り口があり、コロナウィルスの生息場所です。
ブクブクうがいをすることで
舌の上のコロナウィルスを浮き上がらせて吐き出せるからです。
毎日のうがいの時に
最初にブクブクうがいを1回
次にガラガラうがい
と習慣づけるのがオススメです。
より口ポカンを治す効果を高めたい時は、
ブクブクする時に口の中にためてる水を
右の頬、左の頬と交互に移動させてみてください。
口の筋力がさらにアップします。
4.歯医者さんで受ける筋トレ治療
お子さんが小学生に入っても
まだお口ポカンがある場合
遊びの中だけでお口ポカンを治すのは難しいです。
遊びではなく
本格的な口の筋トレを受ける必要があります。
実は歯医者さんで
本格的な口の筋トレを受けることができます。
専門的な用語では
「口腔筋機能療法(MFT)」と呼ばれています。
この口の筋トレは
お口ポカンを治す目的のほかに
歯並びを綺麗にしていくことも
大きな目的の1つです。
「MFT」は
基本的に矯正の歯医者さんで受けられます。
ですが最近では
一般の歯医者さんでも取り入れてるところが
増えています。
トレーニングの内容は
①歯医者さんで唇や舌を鍛えるトレーニングメニューを教わる
↓
②家で毎日実践する
↓
③1ヶ月ごとくらいに歯医者さんに行って筋力の変化を検査する
↓
④お口ポカンや歯並びが改善するまでこのサイクルを続ける
受けるメリットは
✔︎正しいトレーニング法の指導を受けられること
✔︎口の筋力の発達を見える化してもらえること
一方で難しい点は
✔︎おうちでトレーニングをしていないと治療効果は出ないこと
口ポカンや歯並びを整えていくための治療法ですが
親子で毎日トレーニングに取り組む時間を作ることが大切です。
料金は歯医者さんによって違います。
口ポカンの本格的なトレーニングをしていきたい場合は
まずはかかりつけの歯医者さんに
「MFTの具体的な内容や費用について知りたい」
と伝えてみてください。
今回は、
「子どものお口ポカンを治す方法」
についてでした。
お口ポカンを治しておくと
子どもの歯並びが悪くなることを予防したり
ウィルス感染症にかかりにくい強い体になります。
今お子さんのお口ポカンで悩んでいる方は
今回の内容で簡単にできそうなところから
ぜひ試してみてくださいね。